私が昨年読んだ本の私のベスト3の紹介の続きです。
<第1位>八日目の蝉(角田光代著)
自分の母親と思っていた人が実は誘拐犯だった・・・・・・
本物の両親のもとに戻ってからは、ギクシャクしながらも両親に好かれようと4歳まで育ててくれた人のことを大嫌いになり、軽蔑することで自分の中に過去を封印していった主人公。
ある時、昔の友達に再会し育った街を訪れたことで自分の中に封印していた思い出が徐々に蘇り、自分を誘拐した人が実の娘のように可愛がり愛してくれたかを思い出し自分の運命を受け入れよう・許してあげようとする心理描写に感極まって涙涙涙でした。
電車の中で涙をこらえるのに必死・・・・・・でした。
今年も「スキマ時間」に本を読んで心を満タンにしていこうと思います。
(ちゃーる)