「僕にどんな事があったら心配してくれるの?看護師のお母さんなんてやだ!!」
小さい頃からけがをするたびに息子に言われてきた言葉・・・
足を骨折したときも・・・
指が脱臼してへんてこに曲がったときも・・・
コップを持ったまま転んで割れたコップでざっくり指を切って出血したときも・・・
折れたものは仕方ないし・・・
脱臼したら整復しないと戻らないし・・・
切れたとこは縫合しないときれいに治らないし・・・
心配していない訳じゃないんだよ!医療の知識がない母に比べればもちろん普段色々とみているから大丈夫という気持ちが先行してしまうんでしょうね。
毎日自転車で学校まで送ってもらっていた友達と、早く出発するように言われていつもの3倍近くかかって松葉杖で登校していた自分を比べたりしては、もっと心配して欲しい・・・と言って看護師の仕事をしている私に、看護師じゃない仕事だったら良かったと言っていたのに・・・
高校生になって、将来の夢を真剣に考え始めた息子が「看護師になろうかな?」と。
えっ??
嫌だったんじゃないの?
初めて聞いてびっくりしました!
就職先がなかなか見つからない今の時代・・・
看護師は選びたい放題ですもんね。
ちょっと大人の階段をのぼりはじめて色々考えてるのかな?
なんて考えたらなんとなくうれしく思った出来事でした。
とっとこ